| 青史出版 | 
    
    
       
      日本古代の儀礼と典籍  にほんこだい の ぎれい と てんせき 
       
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      | 橋本義彦著 | 
       
      A5判 294頁 原色口絵1丁 
       
      定価 8,250円(税込) 
       
      ISBN978−4−921145−00−2 C3021 
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      | 1999年10月30日発行 | 
    
    
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      皇位継承の際の即位儀式は、古代以来変革を経て今日に伝わる。本書は、即位儀礼の沿革と変遷をたどり、大嘗祭との関係を考える。 
      また、恒例・臨時の儀式から日常政務にわたり故実・作法の典拠とされる「西宮記」・「北山抄」・「江次第」の三大儀式書及び「秘府略」・「二中歴」・「拾芥抄」の三類書(百科全書)について、尊経閣文庫本を中心に伝来の経緯や他の古写本との関連等を精細に究明する 
       
        【目次より】 
          序論 即位儀礼の沿革  
            一 『儀式』以前の践祚即位儀 
            二 『儀式』以後の践祚儀  
            三 『儀式以後の即位礼』 
          第一 平安朝三大儀式書考−尊経閣文庫本を中心に−  
            一 『西宮記』 
            二 『北山抄』 
            三 『江次第』(附江次第抄) 
          第二 尊経閣文庫の類書 
            一 『秘府略』−尊経閣文庫本と成簣堂文庫本− 
            二 『二中歴』(附)『掌中歴』 
            三 『拾芥抄』−尊経閣文庫本と古写諸本− 
          第三 尊経閣文庫をめぐって 
            一 前田育徳会尊経閣文庫紹介 
            二 前田綱紀の改名 
            三 前田綱紀の蒐書事業 
            四 前田綱紀の『二中歴』考閲 
            五 王義之書『孔侍中帖』 
            六 成箕堂の尤物 
            七 古筆家の極札 
            八 『太田晶二郎著作集(全五冊)』解説 
       
       
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        橋本義彦 = はしもとよしひこ 
                 昭和24年東京大学文学部国史学科卒業 
                 宮内庁書陵部編修課長、宮内庁正倉院事務所長、前田育徳会・尊経閣文庫常務理事、等を歴任 
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