青史出版

中世の仏教
−頼鍮僧正を中心として−

ちゅうせいのぶっきょう
-らいゆそうじょうをちゅうしんとして-

智山勧学会編 A5判 420頁

 
定価 10,450円(税込)

 ISBN978-4-921145-26-2 C3015
2005年5月30日発行
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   真言教学の復興と新義教学の構築に尽力した鎌倉時代
   の僧、頼瑜〈らいゆ〉とその時代を、気鋭の研究者が究明
   する。仏教学・歴史学・思想・文化などあらゆる角度から
   頼瑜とその周辺を検証し、仏教が与えた社会的影響を探
   る。巻末に詳細な頼瑜の年譜と関係論文目録を収載。
   類例のない画期的な書。          
   
   【目次より】
    序                          小峰 彌彦
    T 頼瑜僧正とその時代
      頼瑜僧正をめぐる問題           佐藤 隆賢
      頼瑜法印と醍醐寺                永 村  眞
      真言密教における如意宝珠〈信仰〉     中村 本然
      中世仏教と真言宗              上 島  享
      頼瑜僧正とその周辺の人々        小林 崇仁
    U 中世の仏教の展開
      鎌倉仏教と本覚思想             末木文美士
      偽書からみた中世               佐藤 弘夫
        ―新仏教・本覚論・未来記―
      毛越寺の摩多羅神と芸能          山本ひろ子
      頼瑜僧正年譜                 小笠原弘道
      頼瑜僧正関係論文目録           佐々木大樹


   紹介記事

         笹岡弘隆氏…『日本歴史』第703号(2006年12月)